無呼吸

自分をちっぽけだと思っている人がもがきながらも書く日記みたいなもの

ブログを始めるにあたって

ブログを始めようと思ったのは、何らか創作活動をしないと自分の頭が腐るような気がしたのと、随分前から色々と言葉では表せないもやもやした嫌なものが自分の中に居てどこかにそれを吐き出したいと思っていたからである。

私は無器用な人間で、自分が好きなものだからと言って全力投球でそれに取り組むことができない。常に後ろ側から、世間の目やら、親の目やらが私を見つめているような気がしてならない。

また、自分勝手な人間で、他者の目を煩わしいと思いまながらも、自分は他より優れていると証明したいという馬鹿のように強い承認欲求を持っている。その矛盾のせいで恐ろしいほど激しい自己嫌悪に陥いり、結論として他者を憎むことにした。

が、どうわめいても、せめても、私というものの本質は変わらず、私の心ははちゅうぶらりんと空中を往来する無人のブランコのようにいつまでも定まらず、ただそこに存在しつづけるのだと思う。いつの間にか、そんな自分の不安定な状態に安心感を覚える自分が出てきた。先のことなど考えず、ずっとそのもやもやのまどろみの中に身を沈めるのだ。おいおい、ピエロ! それじゃあ、屍と同じ状態だ! 生きているまま死んでいる。誰か蜘蛛の糸でも垂らしておくれ!

人間はなんでこんな馬鹿なことを考えてしまうのだろうか。なにも考えないで生きている方がよっぽど幸福ではないか。けれども、私は生きているし、死=解放という方程式なぞもっていないので、今日も今日で私は生を憎みながら生きることにする。